SDGsを学ぼう!漁師の父が森に向かう理由
株式会社ミライ企画のみきです¨̮❁
ご無沙汰の更新となりました(笑)
みなさん、お元気でしょうか?
最近「SDGs(エスディージーズ)」という単語を耳にする機会が増えましたが、みなさんご存知でしょうか?
ご存知の方も、ご存知じゃない方も、ぜひ楽しみながら見ていただけると嬉しいです♬︎
この記事は、これからの日本を支える20代、30代の方を中心に見ていただき、なにか考えるきっかけになればと思い、書いていきます☆
話題のSDGsとは?
SDGsとは、国連加盟193か国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。
17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
画像出典:SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン | 国連広報センター
17のテーマのひとつに、「海の豊かさを守ろう」というものがあります。
画像出典:
SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン | 国連広報センター
海は私にとって、切っても切り離せない存在なのです。
今日はこの14個目のテーマ「海の豊かさを守ろう」に沿って、お話していきます。
父の教え「森川海」の考え方
私は漁師町出身です。そして父は16歳から漁師を始めた大ベテランです。
男気溢れ、面倒見のいい性格から、沢山の弟子たちに愛されています。
そんな父がある日、彼の仕事を通し、「大切なこと」を教えてくれました。
私が小学生の頃、父は突然隣県の森へ植林に行くと言いました。
え、森…?!
当時の私はなぜ漁師の父が森に行くのかと不思議で、思わずなぜ?と尋ねました。
父はこう言いました。
「森川海は繋がっとるのや。わしらが植林をすることで森に元気な木々が生える。そして、森から川へきれいな水が流れ込む。
ほんで、川と海も繋がっとるのや。すぐには恩恵を受けずとも、子供や孫の世代には豊かな水が山から海に流れてくるのよ」と。
海を守ることだけが彼らの仕事ではないのだと、自分自身の視野の狭さにハッとしたこと、今でも覚えています。
自分たちの世代では実らずとも、次やその次の世代で豊かな土壌が出来ればいい。
汗を拭いながら、たくましい腕でひたすら苗木を植え続ける父の背中は凄く格好良かったです。
私たちに出来ることは?
海辺に住んでいると、どこから来たんだ?!と驚くようなものが漂流しているのを度々目にします。
自転車、タイヤ、サンダル、ペットボトル、プラスチックゴミ、これらは自然に還るのは難しく、海の生態系を壊しかねないと思っています。
私たちに出来ること。
・ゴミを道端、川や海に捨てない。
・川や海に落ちているゴミを拾う活動をする。
また、普段何気なしに使う、シャンプーやボディーソープ、食器洗い用洗剤、洗濯用洗剤など。
そういった化学物質を多く含んだ生活用水が川に流れ出し、それが海へ繋がっているとしたら、どうでしょう…?
何でもいいやではなく、なるべく植物由来のものを使いたいですよね。
最後に
森川海。
それぞれ別々に考えるのではなく、自然は全て繋がっていることを日々意識して生活出来ているだろうか。
私自身、地元を離れ、都会に住むようになり、その感覚が薄れてきていると感じます。
ひとつのチャレンジが地球の未来を左右するかもしれません。
次の世代を担う20代、30代の方に、私の父からの学びを分かち合うことが出来たらと思い、この記事を書かせていただきました。
何かのチャレンジのお役に立てたら、とても嬉しいです♬︎
地球に優しい行動をとる勇気を♡